いま、分裂勘違い君には、疑惑がかけられています。
その疑惑とは、次のようなものです。
分裂勘違い君劇場とは、「これはネタだからマジレスするな」と言って批判から逃げ回りながら、ひどい誹謗中傷を繰り返すような卑怯なブログだった。
加えて、次のようなものもあります。
それをごまかそうとして、必死になって屁理屈をこねている卑怯でかっこ悪いやつだ。
そしておそらく、あなたは、分裂勘違い君を黒だと思っている。
少なくとも、白ではないと思っている。
はっきり言おう。
あなたのカンは当たっている。
少なくとも、はずしてはいない。
あなたの抱いた確信の根拠は、こうだ。
まず何より、「ネタ/シャレ/冗談だと言って逃げる」ことを、あなた自身がやったことがある。
そして、実際にほとんどの人間が、多かれ少なかれそれをやっているということも、あなたは経験的に知っている。
だから、あなたはそれをやらない人間など、想像できないのだ。だから、「分裂勘違い君だけがそれをやらない神のごとき人だなんて、絶対にあり得ない。」と思っている。
そもそも、自分が分裂勘違い君劇場という、ネタによる逃げを打ちやすい立場にいたら、まず、間違いなくその誘惑にかられる。
そこは、ネタと言って逃げるのに、最高の地形じゃないか。
そして、そんなところにいて、一度も誘惑に負けないなんて、あり得ない。
奴はやっている。黒だ。間違いない。
そう思っている。
にもかかわらず、「俺の手だけは白い」ってようなことを言う分裂勘違い君は、嘘つきだし、インチキだし、偽善者であることは、間違いない。
そう思っている。
はっきり言おう。
分裂勘違い君の手だけは汚れてないなんて、あるわけないじゃん。
卑怯じゃない人間なんて、いるわけないじゃん。
ああ、なんてことでしょう。
みんなに追い詰められた分裂勘違い君は、とうとう自分にかかった疑惑を認めてしまったのです!
。。。。。。こんなもので、騙されてしまったそこのあなた。
はっきりいって、ヌルいです。*1
分裂勘違い君の卑怯さと腹黒さは、そんなものじゃすまされません。
さっそくそれを暴いてみましょう。
まず、分裂勘違い君が、上記のようなことを書くのは、卑怯で汚い打算からです。
彼は、その真っ黒い腹の中で、次のようなことを考えていたのです。
裁判や学術論争なら、証拠と論理で証明すれば、勝てる。
しかし、疑惑というのは、証拠と論理では、晴れないものだ。
理由は二つある。
(1)疑惑の原則は、推定有罪に近い
裁判の原則は推定無罪だが、疑惑においては、実質的に推定有罪に近いものが適用されるのは、よくあること。
Wikipediaより引用:
推定無罪(すいていむざい)は「何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される(疑わしきは罰せず)」という立証責任の考え方に基づいた近代刑事法の基本原則である。
要するに、裁判では、どんなに疑わしくて、疑惑に充ち満ちていたとしても、有罪だと証明しない限りは、無罪になるのだ。
しかし、疑惑は違う。明確な証拠によって有罪だと証明できなくても、疑惑は払拭されない。証拠があろうとなかろうと、疑わしいものは、疑わしいのだ。だから、疑惑の原則は、実質的に、推定有罪に近いのだ。
そして、推定有罪において、無罪を証明するのは、原理的に悪魔の証明になる。
はてなキーワードより引用:悪魔の証明とは、「ある事実・現象が『全くない(なかった)』」というような、それを証明することが非常に困難な命題を証明すること。例えば「アイルランドに蛇はいる」ということを証明するとしたら、アイルランドで蛇を一匹捕まえて来ればよいが、「アイルランドに蛇はいない」ということの証明はアイルランド全土を探査しなくてはならないので非常に困難、事実上不可能であるというような場合、これを悪魔の証明という。
要するに、疑惑というものがいったんかけられてしまうと、どんなに潔白であることの証明をし続けても、邪悪がないことの証明は原理的にできない。
(2)疑惑は印象操作ゲームであり、当事者の自己弁護は印象を悪化させる印象論で話しているときは、疑惑のかかっている当事者が、疑惑を晴らすような言動をするのは、逆効果だ。
とくに、今回のような疑惑をかけられたら、疑惑をかけられた当事者が、何を言っても「それは、逃げるための屁理屈だ」と言われてしまうものなのだ。
何を言っても、それは自己正当化になってしまうから。
そして、自分で自分を正当化する理屈ってのは、何を言おうが、すべからく、インチキ臭くなるものなんだ。上記二つの理由により、今回のようなケースでは、疑惑をかけたものがほぼ勝つ。
それが、世の中の力学だ。
こういう状況におかれた、狡猾で卑怯な人間は、どう考え、どう行動するものなのでしょうか。
まず、彼は、こう考えるはずです。
こういう疑惑をかけられた時は、上記の二つの理由により、身の潔白を証明するようなこと言えば言うほど、ますます泥沼にはまっていくものだ。
ということは、ここで取り得る唯一の賢い選択は、潔く疑惑を認めてしまうことだ。
その上で、まるで潔くそれを認める、すがすがしい人という印象を与えてしまおう。
それが印象操作ゲームにおけるもっとも賢い選択だろう。
そうです。分裂勘違い君は、陰で、こんな卑怯なことを考えていたのです。
騙されてはいけません。
彼は、その高貴でスガスガシイ人格から、潔く疑惑を認めたわけでもなんでもなく、単に、それが一番ずるがしこい方法だから、それをしているのに過ぎないのです。
分裂勘違い君は、あなたが思っている以上に、腹黒いのです。
。。。。。。またまた騙されてしまったそこのあなた。
もう、絶望的にヌルいです。終わってます。*2
そうです、分裂勘違い君の汚さは、こんなもんじゃすまされないのです!
ヤツは、さらにもっと汚いトリックを使って、インチキをやっているのです。
そのトリックは、こうです。
上記のロジックでは、疑惑をかけられた分裂勘違い君が白だろうと、黒だろうと、結局、疑惑を認めるしかない。ということは、分裂勘違い君が、疑惑を認めたとしても、彼が黒だから疑惑を認めたということにはならない。そのいずれにしても、同じ言動を取らざるをえないからだ。
なんてことでしょう!
結局、分裂勘違い君は、白だったのか黒だったのか、分からなくなってしまったのです!
しかも、恐ろしいことに、今後、分裂勘違い君が潔く罪を認めても、かたくなに否定しても、何をやろうと彼が黒なのか白なのかは原理的に分からないということが明らかになってしまったのです!
それこそが、分裂勘違い君の陰謀だったのです!
分裂勘違い君とは、なんて卑怯な人間なんでしょう!
分裂勘違い君劇場を訪れた人たちは、これほどまでに卑怯で腹黒い分裂勘違い君に、騙され続けていたのです。
最後は、分裂勘違い君劇場のトレードマークとなったセリフで締めくくりましょう。
騙されるな!分裂勘違い君は卑怯で腹黒いぞ!